50代半ばの家移りと勉強の日記

めし、フロ、家づくり、慶應通信、ついでのアレコレ

【土地探し 4-#1】川縁の土地

銀鼠です。〈土地探し〉の旅を書いています。ここまで3つの土地を巡ってきましたが、その4巡目(正確には5巡目ですが)。
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詳しいメモを書いていないので、土地探しもこのあたりまで来るとほとんどフラフラ状態、日にちまでは正確には覚えていない。
土地Cについては、八卦見の先生に「NG」と言われたので、またしても振り出しに戻った。
2/6には土地Cを見て、その数日後には断っている。

営業氏から、家人M氏に電話があったのは断りを入れた直後くらいだったか。
今度は、われわれの地元に新しい土地Dが出るということだった。まだ古屋が残っているが、図面は起こしてあって、四角のいいかたちをしているが、難点は北向きということと、多摩川の近くだということである。

その話を頂いていて、さっそくに出かけていった。
good pointとしては、土地の形がいいこと、子どもたちの学区が変わらないこと、土地の持ち主の親戚にヘーベルハウス関係の方がいて建築についてはいろいろと融通が利くらしいということ。近所には神社があるので閑静であること。
川縁といったらまさに川縁で、多摩川土手までは徒歩30秒。自然環境は悪くない。
bad point としては、沿線道路が近いのでクルマの騒音がややに気になる。そして北向き。北向きについては、前回の土地Cで「よろしくない」という話を受けていたから、ここはだいぶ慎重になる。

まずは、Z先生に訊いてみると、土地としては悪くないが、川縁の土地なので湿気が気になるという。そこはもともと田んぼかなにかではなかったのか。土地が湿気を持つと陰の気を抱くことになるからあまり薦めない、ということだったが、「まあ気に入ったのならダメとは言わない」という感じである。
今回は〈北向き〉ということでは引っ掛からなかったので、ホッとした。
ヘーベルハウス営業氏の上司も、近所の方にヒアリングを積極的にかけてくれて、同行したわれわれもお話を聞いているとご近所さんの感触は悪くはなかった。数年前の台風被害のときも確かに床下浸水はしたが、それほどのではなかったというし(ここは裏を取っていない)ので要注意とは思ったが。

まあ概して悪くはない物件ではあったのだが、わたし自身は何となく気に入らなかった。数ヶ月経った今でもうまく言葉では表現できないのだが、なんとなく〈寂しさ〉みたいなものを感じた。関東を代表する一級河川がすぐ近くにあり開けているにもかかわらず。わたしたちが労力をかけてわざわざ引っ越すような磁力を持っているようには思えなかったのである。

〈ご縁〉はないかなと感じた。