50代半ばの家移りと勉強の日記

めし、フロ、家づくり、慶應通信、ついでのアレコレ

慶應通信5年半の振り返り #4 ~科目試験雑感

天長節天皇陛下の63歳のお誕生日に心からお祝を申し上げるとともに、日本国と皇室の弥栄を願い奉る。

前回の更新から間が空いてしまいました。仕事上で年度最大のイベントが22日まであったので、そちらに注力していたので。
この〈振り返り〉は、〈構成〉のようなものは考えておらず、なんとなく行き当たりばったりでその時に思いついたことを書いている。そろそろ、4月試験のレポート〆切の時期だろうか。
次回4月の科目試験は〈代替レポート〉ではなく科目試験になるということで、「レポに合格」+「科目試験に合格」で目出度く単位取得、という原則にこのまま戻れればいいなと個人的には感じている(わたしはもう受験しないけど)。

科目試験の〈醍醐味〉は、何といっても〈一発勝負〉という点にある。代替レポートのように〈靴の底の濡れ落ち葉〉の気分を味わうことはない。味わう暇もない。

〈持込不可〉科目であれば、
テキストやノートのあちこちを直前までめくり返し、
〈持込可〉科目であっても、どこに何が書いてあるのかを再確認し(しかし悲しいかな、それは「何がどこに記載さているか」ということだけの確認であり、回答とは直接結びつくことは保証されない)、
手持ち無沙汰にペンケースの中味を確認したりする。
これらはみんな、コロナ禍の前までの当たり前の風景だった。

試験での筆記は、(不許可指示がなければ*1)とにかく回答用紙の裏側まで書くことを心掛けた。別に決められていたわけではないけれど、〈下手な鉄砲も数打ちゃ当たる〉の屁理屈だが、もちろん難敵には敵わないことも多々あって裏面はおろか表面(おもてめん)だってろくに書けなかった科目も、もちろんある。
いまはどうか不明だが、科目によっては正答とはまったく真逆のことを書いても単位をいただけたこともあるし、なんと自分で歴史を〈捏造〉しても合格をいただいたこともある(笑)。
歴史は科目試験でつくられるのである。

同じような体験は学友さんたちにもあるようだけれど、誤解を生むかもしれないからこれ以上は言わないが、ここまで勉強したことの何割かが間違った回答に込められていたのだと信じたい。中らずしも遠からず。
ただし、もちろん誤答は誤答であることは言うまでもなく、たとえば[日本法制史]はこの手管はまったく通用しなかった。原則はそういうことである、当たり前だけど(笑)。

試験が終わった後は、学友さんたちと〈感想戦〉をしたし、お疲れさま会にお呼ばれしたことも多々あった。それが楽しみで試験をしたというのが正確かもしれない。
試験を日本全国の試験会場を順番に回って受けるという方もいらした。これも楽しみのひとつだろうが、わたしにとっては当落がかかっているものだから、慣れない場所での受験というのは考えられなかった。実家先ならというのはあるかもしれないが、万難を排して臨みたいというところが小心者の小心者たる所以なのです。

*1:科目によっては回答用紙は表のみに書きなさいと指示されることもある。