50代半ばの家移りと勉強の日記

めし、フロ、家づくり、慶應通信、ついでのアレコレ

【土地探し 1-#5】モヤモヤのクーリングオフ

昨日までのつづき。
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土地の契約をしてしまったわれわれだが、やはり不安な点は夫婦ふたりとも拭えなかった。とくにわたしは何かとんでもない失敗をしてしまったという意識が強烈に残ったまま。
とにかくとんでもない大きな買い物なのである。しかも、いまの自宅マンションを売却するという。。
なんか急ぎすぎていないか、われわれは。そういう不安が止めどもなく湧いてくる。だいたい1月14日の前には引っ越すことすらまともに考えたことがなかったんだし。

これはなんでも性急すぎる、とわたしは感じた。子どもの買い物ではないのだ。

しかし、提示されたその土地は人気がある(と言われた。でもブランドの土地ではある)。「あっという間に売れてしまいますよ、現に2区画はすぐに売れたのです」と営業B氏は言う。
営業所長氏にはハンコを捺す前に、わたしは思い切ってこう相談した。
「本当にこの土地を買っていいのかどうか、風水の先生に見てもらいたいがそんなことをしていたらこの土地が売れてしまいますよね」。
すると、所長氏は「当社には契約後から3日間のクーリングオフ期間を設定してあります。契約してもその期間を再考する機会に当てたらどうでしょうか」と言ってくれた。

そうか、なるほど。
そこで、とにかく八卦観の先生に相談してみることにした。ここからがわれわれの土地探しの特異なところで、わたしが〈スピリチュアルスタイル〉といっているのはそういうことである。だから、わたしの話に一般性はないと思う。

ところで、八卦観の先生はじつはふたりいて、一人はずっと前からお世話になっているZ先生。もうお一人は不動産に強いと言われたY先生である。相談の依頼自体は18日あたりにお願いしていて、じっさいの鑑定は20日と21日となった。

まずは20日、Z先生のお宅へ。家人M氏がひとりで出かけたところ、一言「この引っ越しはいいよ」と即座に太鼓判を捺してくれたのである。そしていろんなお札を頂戴した。
このZ先生とはもう10年近いお付き合いであり、これまでのわれわれの人生の節目節目でいろいろとみてもらってきた。その先生にそう言われたのである。これで胸をなでおろすことができた(とその時は思った)。

しかし、21日、Y先生。今回の八卦見を紹介されて初めて観ていただくのだが、なかなかに的確なことをおっしゃられた。そしてY先生は、区画図を見て一言「旗竿地かあ。。。」と嘆息した。

〈旗竿地〉はとにかく風水としてもあまりよろしくないし、かつ資産価値的にも劣るのが一般的。人生においてその土地に住むことでは発展性がなく、「隠居住まい」向きなのだという。
「でも、契約しちゃったんでしょう?」とY先生。
「はい」とわたし。
仕方ない、ここからは制約条件の中でなんとか運気を良くするための方策を、ということで、いくつかのアドバイスをもらった。たとえば、土地契約の時期、引っ越しの時期とかとか。

そして、クーリングオフの3日間が過ぎた、1月21日夜。
営業B氏、営業所長氏には上記の話をした。契約は解除せず、そのまま事態は進行していくことになった。
しかし、二人の先生に見てもらっても、わたしはずっとモヤモヤを抱えたままだった。そして翌日から茅ヶ崎へと1泊のキャンプへとでかけることとなった。もう気分はキャンプどころではない。