50代半ばの家移りと勉強の日記

めし、フロ、家づくり、慶應通信、ついでのアレコレ

【土地探し 3-#0】はじめて出会う土地は

土地探し自爆旅第2章は終わって。
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第3章に行く前に(こんだけ痛い目に遭って、まだ土地探しすんのかよというご意見は御尤も)、日にちは不明だが、一瞬だけ見に行った物件がある。
一瞬というのは、まあ喩えだけれども、要するに「パッと見て」それで遠慮したという物件である。

ウチのJR駅の隣駅。徒歩3分である。近くにはささやかながら(失礼!)ショッピングモールもあって、便利。とにかく駅チカ物件(我がマンションほどではないものの)。
その土地にはまだ古屋が立っていた。物件の前がJR線路の跨線橋になっているので、感覚としては地面の下にいる、という感じを抱く。日当たりはよくもないが悪くもない。土地の形もまずまず。駅よりも下に位置しているので割と静か。

だが、わたしは気に入らなかった。
どうも陰気くさい感じがする。道路から下に降りていく、という感覚に馴染めないのかも知れない。紹介してくれた営業MY氏も、そんなにオススメではないようだ。
ということで、お値段もまずまずだったが、ここは一見して止めた。

このブログの前半でも書いたが、我が家は〈スピリチュアルスタイル〉で土地探し、家づくりをしている。なにかこだわりがあるとか「新築どうしてもほしい」とか「この土地がいい」とかという要望は、ほぼない。
お世話になっている八卦見の先生に頼っているといってもいい(後日、営業氏からは「ステークホルダが多いとなかなか決まらないですよね」と嫌味を言われたが、そんなことは柳に風である)。
このところが、こういった〈家づくり〉ブログ一般とは違う。だから実際的な参考にはならない。建築する時期も引っ越す時期も、その人それぞれの〈星の巡り合わせ〉があるのである。
ちなみに、わたちたちが家を建てることになった理由の一つは、「今のマンションを後2年先までリフォームできない」と告げられたからである。運勢的に。
「壊すこと、あいならぬ」というのである。
一事が万事、こういうスタイルで家づくりをしていっているのである。

さて、閑話休題
八卦見の先生に言われたのは、「初見の土地は更地でなければいけない」という。
はじめてお目当ての土地を見るときには、その土地に古屋が立ったままで見てはいけないと言われた。更地でなければならない。なぜなら、古屋がある土地を見てしまうと、その家の因果を引き継いでしまうというのである。
うーむ。前述の物件はまさにそういう物件でありました。

しかし、それを言われたのは〈土地探し〉の旅が第4章に入った後である。
一事が万事、こういうスタイルで家づくりをしていっているのである。