50代半ばの家移りと勉強の日記

めし、フロ、家づくり、慶應通信、ついでのアレコレ

【外構工事 #1】工事の打ち合わせ前

銀鼠です。
土地が決まり、住宅ローンも通ったとなると、後は上屋のデザインに入るわけです(そうだよな、自信がない)。
thx.hateblo.jp

で、季節が4月になり(22年4月のこと)春らしくなってきたころには、ヘーベルハウスとは2週間に1回程度の打ち合わせをしていた。ずいぶんのんびりと思うかもしれないが、そもそも我が家の引っ越しは23年3月を希望していたからだ。小6の娘が卒業式を終えた後というのをお願いしていて、なのでマンション売却も22年秋口を予定していた。

このころには、小学校のPTA活動からも身を退き、21年度4Qの怒濤の監査・外部審査も終わり、だいぶホッとしていた時期だ。
ただ、卒論だけはどうにも進捗せず、指導教授には「斯く斯く然然でまったく進んでいないが、卒論指導を受けた方がいいでしょうか」と訊いたところ、「23年春に卒業したいのなら受けなさい」と回答されたので、ほとんど白装束の覚悟で臨むことになった。

ここから先の話は、あまりとりとめなくなっていくかもしれない。日常生活はほとんど腑抜けていたし、あまりメモも取っていないし、そういう気力もなかった。
いまもそうだが、一軒家を持つことに、大した感慨はない。与えられた仕事を淡淡とこなしていくという感じで、それは上屋や外構のデザインを決める態度に現れていた。「なにかこだわりはありませんか」と訊かれても「とくにない」というくらい。こだわったのは、吉凶の方角や日取りとか家相とかであって、デザインはだいたい標準仕様だし、せいぜい冬場にはあまり寒くない方がいいくらいのことは伝えたと思う。

外構工事についての打ち合わせのメモがあったので、以下サルベージしておく。
あ、この投稿はとくに外構工事の打ち合わせ自体について書いてはいなかった。

外構の打ち合わせ

曇り。昨日の石川県の地震が気になったが、ひとまず知り合いには被害がなかった様子。いったいどこで何が起こるか解らない(そしてまた震度5弱地震が)。
久しぶりに大(おお)寝坊。息子に起こされて時計をみたらなんと6:50だ。慌ててM氏に声を掛けるが彼女は昨夕コロナ接種をしていて、どうも熱が上昇中らしい。少なくとも今日一日はダウンしていることだろう。
息子はいつも通りに登校するが、娘は12:00近くまで寝ている。「おっかあは熱がでてるから、お前の支度の手伝いはできないよ」と娘にわたしが告げると、諦めたようにようやく起床して自分で準備しはじめる。
さいきん、彼女はまた調子が良くないのだ。学校に行くことは行くのだが、遅刻は初中終だし給食もまともに食べないし。体重もずいぶんと減ってしまい、先日も保健室の先生から「様子見をお願いします」とまで言われる。拒食症の気配があるという。

仕事の会議。重たい会議が2本。嫌だという感情しかない。両方ともに自分がスピーカなので、なおさら。
ようやく終わって今日はもう「さらっと流す」みたいな心持ちのところで、ちょっと意外なメールが入っているのに気がつく。その内容自体はまったくもって有り難いお知らせなのではあるが、こういうとき「人生はいつも準備不足」だなと思う。所与の条件のなかで、できる限りのことをしなければならないのだ。

家人M氏から、ヘーベルハウス営業氏から「外構の打ち合わせをしたい」という日程打診の電話が入ったという。7月上旬にお願いする。またしても毎週末がどんどん埋まっていく。ま、このくらいのスケジュール感は当たり前なんだろうし、われわれみたいな億劫な性格の人種はこうやってケツを叩かれないと前に進めない。

夜、地域コミュニティ活動を専門にしているHさんと、ほんとうに久しぶりに対面で会う。湘南のほうの大学で(言い方が微妙)講師をされていて、その帰りにウチの最寄り駅を通るので「なんでしたらそこ(ウチの近所)で呑みますか」という話になって、今日に至る。
社会課題、SDGs、地域コミュニティ、時代の振り子が100年ほど戻るなかで、人びとの意識はジグザグに変化しつつ進んでいく。戻るといっても、過去のかたちそのままに戻ることはない。なにかしらののびしろを残して後退していく。

帰宅途中に立ち寄ったセブンイレブンで、月餅を買う。
月餅、持ち重りがする。
明日は夏至だね。