50代半ばの家移りと勉強の日記

めし、フロ、家づくり、慶應通信、ついでのアレコレ

卒論提出許可、製本出来上がり、そして郵送

銀鼠です。少し更新のあいだが空いてしまいました。今回は〈土地探し〉はいったんスキップ。

11月24日、その前に指導教授に依頼していた「卒論提出許可願い」が受け入れられて、先生から提出許可の正式なメールが届いた。

これで第一関門クリア。このメールは卒論提出許可の証跡として印刷して事務局に提出しなければならない。もともと口頭では許可をもらっていて、わたしも「確かメールでももらっていたはず」と思い込んでいたのだが、いざメールボックスを探してみたも見当たらず、出てきたのは「卒業申告許可」という、提出の一歩前のメール。
で、慌てて先生にお願いし、24日許可受領したという次第。

それから、25日には製本された卒論を受け取りに、日吉キャンパスまででかけた。
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秋晴れのもと、色づいた銀杏並木が美しい。

霏霏然たる銀杏並木

キャンパス内を通過して、大学生協で受け取る。
中味を確認してくださいね、と言われたので、包装紙を取り除いてみると、黒表紙に金箔でおされた卒論タイトルがでてきた(写真ではそれがお目にかけられないのが残念)。

ページをパラパラッと見て、とくに問題ナシと判断して「確認しました。ひと区切りつきました。どうも有り難うございました」と挨拶した。
店員さんは「それはよかったです」と返してくれた。
それを聞いた途端に、ちょっとだけ涙ぐんでしまった。

ずいぶん薄い卒業論文である。思ったよりページが膨らまなかった。
日吉からとって返して、自分の駅で降り自宅に戻る道すがら、「もっとしかっりとうまく出来たはずだ」という悔悟の念に捕らわれて、嬉しさよりも後悔に苛まれて、どうにも涙がとまらずしようがなかった。

なんでもっとうまくできなかったのか、
いや、仕事と家族、それにコロナ禍でのPTA活動(会長職)をし、挙げ句にこの新築計画だ。家人M氏は「いろいろとあるなかでよくやったよね」と声をかけてくれたが、そういうことではない。どうにも納得できなかった。
素直に自分を褒めてあげればいいのだが。

その後、仕事に戻ったが、案外集中できたのはまあ良かったかなと思う。夜はささやかながらM氏と祝杯をあげた。家族にもなにより彼女にもずいぶんと心労をかけたもんなあ。

翌日26日土曜日、午前中に、卒論その他書類を揃えて一式を郵送した。
写真を添付し記入すべき用紙を添えた卒論原本。それに諸諸のドキュメント。ひとつひとつチェックしていくが意外に神経を使う。郵便局でゆうパックで出して、これでひと段落。卒論に関する年内の作業はこれで終わり(のはず)。

秋口からはじまった、自分と家族の諸諸のイベントもだいたい終わり。
来週はもう12月。まだ夜間スクーリングはやっているけどね。