50代半ばの家移りと勉強の日記

めし、フロ、家づくり、慶應通信、ついでのアレコレ

【建築工事】地鎮祭

銀鼠です。

  • タイトルをテーマそのものズバリの内容に変更しました。素っ気なさが際立っています。気まぐれで変えるかもしれません。
  • いきなり、「地鎮祭」という投稿から「家移り(やうつり)」のテーマがはじまるので、もしかしたら立ち寄られた方は「それ以前の投稿は?」という感じかもしれません。過去記事は整理して順次投稿整備していきます。

地鎮祭

さて、さいきんはやらない方も多いという「地鎮祭」。
上屋建築の前に、神様に土地を使うことのお許しを得て、工事の無事安全を祈り、かつ入居後も御加護を頂戴することを願う・・・という趣旨の儀式だと勝手に解釈しているが、ここまでスピリチュアルスタイルで注文住宅建築を進行してきた身としては、そのポリシィを貫くべく、HM(ハウスメーカ)の営業氏に実施を依頼した。
打ち合わせ時、家人M氏は「やるの?」という視線を送っていたが、無視。こんなこと、一生に一度あるかどうか。自分の年齢を考えたらもうないだろうし。

家族一同で、本日10/22朝早くから出張った。曇り空でやや肌寒くはあったが、まずまずの日より。
現地で、工事課の担当Y氏、建設会社の担当M氏とご挨拶をし、いそいそとはじまった。
仕切るのは、星川杉山神社の神主さん。御神酒と神饌(しんせん)が並べられた祭壇のまえに、一同すわる。
www.sugiyamajinja.or.jp

所要時間30分程度とあるが、手元のガイドを見ると案外次第は多い。「修祓」「降神」「献饌」「祝詞奏上」「四方祓」とつづいて、メインは「地鎮の儀」。
よく「鍬入れの儀」とも言われるが、手許の次第では「忌鍬(いみくわ)」とある。施主が、「エイエイエイ」と盛り土に木製の鍬(忌鍬)を、左・右・左の順番で入れていく。ちなみに、施工者がやるのは「忌鋤(いみすき)」。「忌鍬」は家族全員で行った。

その後には、「鎮物奉鎮(しずめものほうちん)」。「鎮物」と呼ばれる、土地を災害から守るため地中に埋める〈御守り〉みたいなものを盛り砂に埋める(埋めるようにそこに置く、といったほうが正確)。

「玉串拝礼」「撤饌」「昇神」と来て、一連の儀式は終了。
写真はいただいた御神酒と神饌を、自宅のテーブルで並べ直してみたもの。並べ方は本番とは違いますけど。市場から直接仕入れたという野菜・果物。堂々としたパイナップルに子どもたちが驚いていた。

神主さんからは終了後に、「息子さんの忌鍬のかけ声がとても大きくてハキハキしていて、気持ちよかったです」とお褒めいただいた。みなさん、恥ずかしがって小声になるそう。

地鎮祭が終わった後は、工事担当Y氏、M氏と打ち合わせ。TVアンテナとか電気アンペアとか、仕様決定が漏れていた箇所が数カ所あったので、宿題として持ち帰る。
最後は、簡単にご近所挨拶。数軒のお宅に挨拶して回った。みなさんご丁寧に対応していただいた。マンションのときには、たしか上下左右階に挨拶したっけな。

ウチの土地の隣*1もちょうど鉄骨骨組みをしているところで、やたらと賑わっていた。
年末から来春にかけて、少なくとも3家族が移り住む。

来週からいよいよ着工だ。秋晴れが続くといいのだけれど。

*1:ウチの土地は同時に売り出した4区画のうちの1区画