まだ卒業確定ではないけれど(これで落ちたらどうしよう)、そろそろ慶應通信の〈振り返り〉をしてみたい。先輩方のブログを見ていても、だいたいこの時期くらいに振り返られているし、引っ越しを控える身としてはこの時期しかないし。
例によってどこまで書けるかまったく見通しはない。(いつものように)唐突に終わるかもしれない。
わたしは慶應通信に限らずブログをあちこちに書き散らしてきて、ほんとにアーカイブ性のないマダオなのだが、ひとまず2017年4月9日に入学願書を買ってきたという記事を見つけた。
それにしても、もう願書はインターネットでの申込みに変更となった。紙媒体での申込みはないみたい(ほんとか?)。大判の封筒に入って700円で購入していたのはたった5年前のことなのだが、いまとなっては隔世の感がある(御多分に洩れずこれから隔世の感なんていくらでも起こるのだろう)。なぜ日吉キャンパスの警備室で売っていないことを知っているかというと、先週またぞろ買いに行ったからである。
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まず、なぜ慶應通信を選んだのか?
理由は単純で、Facebookで知人が慶應通信の入学願書を手にして「これからここを狙う」みたいな投稿をしていたのを、たまたま見たことによる。それまで通信生の大学というのは、例えば日大とか中大とかに存在することは知っていたが、まさか慶應義塾大学さんにその制度があるとは知らなかった。
「これは面白そうだな」と一瞬でときめいた。
だがしかし、肝腎なのは入学できるかということであり、さらには入学しても勉強についていけるのか、ということ。それまでほぼどんな資格試験勉強はどうにも続かなかったし、今回の出願先は法学部法律科(甲類)としている。20年くらい前に、御茶ノ水にある大学の文学部の極北のような学科を卒業した者がはたしてこなしていけるのか。
といっても、トライして失敗しても別に失うものは銓衡料くらいだし、家人M氏に話してみると「まあ、やってみれば~」くらいの冷ややかな反応だったので、ならば腕試しという感じで出願書類を揃えはじめていった。20年前にライターになるときにも、そんな感じで〈腕試し〉をしたもんだ(それで一時期ライターをし編集者にもなったわけだが)。
わたしの挑戦(というほど大したものでもないが)を、〈学歴ロンダリング〉だと言う連中はまわりに多かったが、そのときもいまも、そいつらには言ってやりたい。
だったら、やってみな。