50代半ばの家移りと勉強の日記

めし、フロ、家づくり、慶應通信、ついでのアレコレ

慶應通信5年半の振り返り #2 ~はじめてのレポート

銀鼠です。
最初に書いたレポートは、「新・憲法(J)」(2017年当時の科目名)だった。
テキストを通読して、いろいろと悩んでいたようで、2017年11月に提出(当時は郵送なのでした)。案外ワクワクしていて、根拠のない自信があったみたい(この自信は直ちに粉砕される)。

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結果は、不合格。
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投稿では抑え気味に書いていますが、いま読んでも、このレポート自体、相当ひどいなあ(笑)。

先生からも、

学習量、形式、内容全て不十分である。
修正するためにも多くの文献にあたり、その中から再構築されたい。

と講評された。
宜なるかな

こう読むと、講評自体は控え気味に感じられるが、レポート中のコメントには「なんじゃこりゃあ」という一文もあって、返却時に読んだときにはけっこう落ちこんだものだ。
しかし、改めて読むと、先生のご指摘はご尤もだと思います。いまとなっては笑い話なのだけど。

このレポートを受け取った後はとにかく落ちこんでしまい、[憲法]レポートを再提出したのは2018年7月末くらい。怖くて手をつけられなかったことを覚えている。

なので、まず[民法総論]*1を先に提出した(2018年2月)。このときの民法総論は手書き。課題は2問あり、トータルで3000文字くらいの分量。
民法総論]レポ自体は2ヶ月後なんとか一発合格したが、先生からのコメントは丁寧でかつ微細でありながらも、「自分なりの論旨が展開できているか」というチェック欄は、× であった。
踏み込みが足りないということで大いに反省ではあるが、まずは入学してはじめて合格をもらったことは、ほんとうに嬉しかった。
と同時に、自分が「甲類(法律に関する学科)」に在籍しているのが相応しいのかという疑問が、ムクムクとアタマをもたげてくる。

とまれ、[民法総論]のレポート合格が弾みとなったことは確かで、そこからは[日本政治史Ⅰ][日本法制史Ⅰ][日本法制史Ⅱ]のレポートを次々と書いていって、それぞれ一発合格をいただいた。
このことで技術的というより気持ちの面でだいぶ自信と余裕が持てるようになった。入学から半年経ったくらいのころだ。Twitterを通じて同学部の方たちと交流も生まれて、〈学生生活〉も軌道に乗ってきた感じがする。

さて、ご存知だろうが、慶應通信で科目単位を取得するためには、①「レポート合格」と②「科目試験合格」の両方を達成しないといけない。わたしは入学して最初の科目試験(2018年1月)を申込み忘れてしまい(ひどい話で、わたしは徹頭徹尾試験を舐めていたんだと思う)、けっきょく4月の試験がはじめて受ける科目試験となった。
結果は5科目受験して3勝2敗。[民法総論]と[日本法制史Ⅰ]が不合格。この2科目にはこの後も悩まされることになる。

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*1:この科目は廃止となっている。