50代半ばの家移りと勉強の日記

めし、フロ、家づくり、慶應通信、ついでのアレコレ

慶應通信5年半の振り返り #1

まだ卒業確定ではないけれど(これで落ちたらどうしよう)、そろそろ慶應通信の〈振り返り〉をしてみたい。先輩方のブログを見ていても、だいたいこの時期くらいに振り返られているし、引っ越しを控える身としてはこの時期しかないし。
例によってどこまで書けるかまったく見通しはない。(いつものように)唐突に終わるかもしれない。

わたしは慶應通信に限らずブログをあちこちに書き散らしてきて、ほんとにアーカイブ性のないマダオなのだが、ひとまず2017年4月9日に入学願書を買ってきたという記事を見つけた。
それにしても、もう願書はインターネットでの申込みに変更となった。紙媒体での申込みはないみたい(ほんとか?)。大判の封筒に入って700円で購入していたのはたった5年前のことなのだが、いまとなっては隔世の感がある(御多分に洩れずこれから隔世の感なんていくらでも起こるのだろう)。なぜ日吉キャンパスの警備室で売っていないことを知っているかというと、先週またぞろ買いに行ったからである。
thx.hatenablog.jp

まず、なぜ慶應通信を選んだのか?
理由は単純で、Facebookで知人が慶應通信の入学願書を手にして「これからここを狙う」みたいな投稿をしていたのを、たまたま見たことによる。それまで通信生の大学というのは、例えば日大とか中大とかに存在することは知っていたが、まさか慶應義塾大学さんにその制度があるとは知らなかった。

「これは面白そうだな」と一瞬でときめいた。

だがしかし、肝腎なのは入学できるかということであり、さらには入学しても勉強についていけるのか、ということ。それまでほぼどんな資格試験勉強はどうにも続かなかったし、今回の出願先は法学部法律科(甲類)としている。20年くらい前に、御茶ノ水にある大学の文学部の極北のような学科を卒業した者がはたしてこなしていけるのか。

といっても、トライして失敗しても別に失うものは銓衡料くらいだし、家人M氏に話してみると「まあ、やってみれば~」くらいの冷ややかな反応だったので、ならば腕試しという感じで出願書類を揃えはじめていった。20年前にライターになるときにも、そんな感じで〈腕試し〉をしたもんだ(それで一時期ライターをし編集者にもなったわけだが)。
わたしの挑戦(というほど大したものでもないが)を、〈学歴ロンダリング〉だと言う連中はまわりに多かったが、そのときもいまも、そいつらには言ってやりたい。

だったら、やってみな。

thx.hatenablog.jp

一日の長さ

銀鼠です。
すっかり一日が長くなっている。いや春分まであと1ヶ月というような意味ではなく。
というのも、面倒くさい会議やら資料作成やら社内調整やらはあるものの、業務量が比較的落ち着いてきて、しかも在宅ワーク中心、さらには大学の勉強もないので、時間があるように感じている。
もちろん、(大学の)次のステージを考えていて、その下調べとか課題のテキストとかを眺めてたりしているけれど。

今日も、娘氏に誘われてジブリの映画を観てしまった。昨日の「ハウルの動く城」に続いて。
家人M氏は娘の進学先の説明会へ、そして新居工事の自己資金分をドッサリと銀行で支払ってきた。一軒家というのはなんとカネがかかるものだろう。
マイホームを楽しまないといけない。

(最後の)夜間スクーリングの成績表が届きました

銀鼠です。
すっかり更新をサボってしまっているが、このブログの更新もあとわずか。更新は大学の卒業式までと決めている。家造りの記録は中途半端になるかもだが、それはそれでいいかな(別に、webなんとかといった、オノレの家の中を晒すこともしないつもり)。

昨日には大学から茶封筒が届いて、ああ夜間スクーリングの成績表だなと直感、はたしてその通り。
結果は、

政治過程論・・・A

その他2科目もとっていたが、こちらはまったく続けることが出来ず放棄(先生にもいろいろと事情がおありになって)。したがって成績はD。後味は良くないがこれが自分の実力、というか、卒論退出・卒試背負って、3科目は受けるべきではなかった。。これは次回への反省。

で、通算では144単位取得。せっかくならキリのいい150単位くらいを目指したかったが、これも次回までのお預けとしましょう。身の丈で修めるのは大事。

これで残るは、卒業試験結果だけになる。首を洗って待っておりまする。
新居の方は、家人M氏と娘いちご氏とが〈偵察〉に行ってきたようだが、「思いのほか外構工事が進んでいなくて」ということだった。引き渡しまでそんなに時間がないのだが、はてさて大丈夫なのか(もちろん大丈夫だと思う)。

卒業試験(口頭試問)が終わりました

銀鼠です。
先週土曜日1/28、慶應通信の卒業試験(卒試=口頭試問)を受け、無事終わりました。
「無事」というのは「つつがなく」というくらいの意味です。無難に、といってもいいんじゃないかと。

それはともかく。
卒業試験は、主査(=指導教授)と副査の先生両名が、わたしの卒論内容などについて質問し、それにわたしが答えるというものです(なんと拙い説明!)。

コロナ禍前までだったら、大学の研究室でFtoFでということだったが、いまはオンラインでの試験。
まずは学生証を提示して、学籍、名前、生年月日を言う。
それから卒論の内容(要約)を説明してくださいと言われるので、卒論の要約を淡々と述べていく。ここでpptとかを駆使される方もいるようだが、わたしはWordのレジュメだけ。それを〈画面共有〉するにとどめた。

そのあとに主査、副査の先生からそれぞれ質問。
副査の先生は計量分析の専門家で、わたしはお名前存じ上げなかったのですが、あとから大学HPを見て「こりゃ大変な方だ」と苦笑い。
わたしはどちらかというと、想定問答自体は「政治思想」のほうからのアプローチで用意していたが、両先生ともに計量分析や送り手研究からの問いをされて、おかげでアタマの中はしっかりホワイトアウト状態に。

それでも両先生ともにお優しかったです。
「簡潔かつ要領よくまとめられていました」とお褒めの言葉は頂戴しましたが、肝腎の論文についてはとくに触れられず。要約だけでも褒めていただけて嬉しい。ついでに卒業できたらもっと嬉しい。

というわけで、慶應通信(法学部乙類)の卒試は、つつがなく終了した。これですべての勉強にいったん区切りがついて、そう、あとは夜間スクーリング(夜スク)の成績発表だけですかね。

慶應通信の話はまたゆっくりと。