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積ん読王の 自由画帖

〈読み、考え、旅をし、見て、話して、書く〉同時代ノート。

【芥川賞直木賞予想 #155-2】今村夏子「あひる」を読んでみた

30 自在眼鏡の本棚 37 芥川賞直木賞ウォッチ

夏至、ですね。
もう1年の半分が過ぎようとしています。ぼくの予定も早くも11月くらいまで埋まってきていますね(^^;
タイトルも変えました。
猿臂は、えんぴ、と読みます。猿の腕、の意味です。

さて。芥川賞直木賞ひとり祭りです。

芥川賞候補のひとつ、今村夏子「あひる」をさっそくに読みました。
掲載誌である、文芸ムック「たべるのがおそい」(書肆侃々房)は、文芸誌にして九州の版元だからなかなかムックが手にできない、といった呟きをTwitterあたりでみかけますが、kindle版がでています。
6秒程度でダウンロードできてしまいます。

”今村夏子”
”あひる”
で検索してみると、芥川賞候補に関連した記事がトップにでてきて、金太郎飴のような佇まいを見せています。
mainichi.jp

そのなかで表だってはべた褒めだけれど、でもそれなりの愛おしさを見せる記事を、いったん引用しておきましょう。
www.tokyo-np.co.jp

なんてな紹介の仕方は、どこか悪意を含んでいますw。
ぼくの周りでは、この小説を「すごいすごい」と評価する声が大きいです。
「なにも起きない小説」に所属していて、大袈裟な言葉を用いずに、透き通った風通しのいい文章に乗って導き出される「不穏さ」と「奇妙な感覚」ですが、どこか既視感を覚えてしまうのです。

とまれ、この小説が今回の銓衡の芥川賞基準点になりますので、ひとまずこのあたりで止めておきましょう。

文学ムック たべるのがおそい vol.1

文学ムック たべるのがおそい vol.1