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積ん読王の 自由画帖

〈読み、考え、旅をし、見て、話して、書く〉同時代ノート。

【デイリーサンヤツ #1】春分の日から ~『増補版 角川映画1976-1986』

30 自在眼鏡の本棚 35 ノンフィクション・記録

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今日は、春分の日
春分の日は「自然をたたえ慈しむ日」として、国民の祝日になったとか。
もともと、春分の日には五穀豊穣を祈るものであり、一方の 秋分の日は、その結果として、実りある収穫に感謝する習わしがあります。皇室行事もありますね。


ということで、しばらく休んでいた「積ん読王の本棚」をリネームして再開することにしました。
ひとまず秋分の日をめざして走りはじめます。

初っ端は、中川右介『増補版 角川映画1976-1986』(角川文庫)。

今年は「角川映画40周年」ということで、あの「セーラー服と機関銃」もリメイクされていますが、観られた方はいますでしょうか。

さて、この本は「角川映画の歴史」を辿るモノですが、同時に角川映画を創出した角川春樹の話でもあり、もっと広く言えば出版業界の話でもあります。
いまでは当たり前のメディアミックスの手法、表紙絵のはいった文庫本のカバーは意外に短い歴史だったこと、女優・薬師丸ひろ子誕生のエピソード(もちろん、裏には角川春樹の存在あります)などなど、なかなか読ませてくれます。

ぼくは世代的にだいたいドンピシャリなのでより懐かしめるのですが、そうでない方も新規ビジネスに参入していくとはどういうことか、という点では参考になります。
まあ、多分に角川春樹という人物のキャラクタに依るところが大きいのですが。

セーラー服と機関銃 (角川文庫)

セーラー服と機関銃 (角川文庫)