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積ん読王の 自由画帖

〈読み、考え、旅をし、見て、話して、書く〉同時代ノート。

「闘う生き方」~堀江貴文・日垣隆対談を聴いて

22 ナリワイ・ノート

作家でコラムニストの日垣隆さんと堀江貴文さんとの公開対談を聴きに行ってきた。
live.nicovideo.jp
(サブタイトルは「新しい生き方」ではなく「闘う生き方」)

この二人、すこし前に対談もしていて、ぼくはそれをリアルで観ている。
www.youtube.com
(番組の続編あり)

いつも通りなら、ぼくは「ふらり」という感じで会場入りしたはずだ。
しかし、今回は前提が違う。
なぜなら、日垣さんは昨年12月に脳梗塞で倒れたからだ。

これだけ健康に気を遣っている人が、なぜに?
一報を聞いた時には、もう何と言っていいか解らなかった。
先日の花田編集長と同じく、日垣隆さんもまた、ぼくをライターの世界に導いてくれた人だった。

倒れたのはグアムのゴルフ場だという。
右半身は動かなくなり、言語も奪われたというから、もうお話しは聴けないのかと思っていた。
ただ、メルマガは倒れられてしばらくしてから、怒濤のごとく配信されてきていた。倒れる前よりも頻度が高いのだ(笑)。

対談は中止になることはなく、この日を迎えた。
帰国して入院してからは、毎日15時間のリハビリをこなしているという。その成果、簡単に成果というけれど、脳梗塞に倒れた人が、人前でしゃべる(2時間も)、しかも相手はホリエモン、そしてニコ動の生放送で。もちろん、放送日という期日がある。
これがどれほどのプレッシャを意味するのか、ぼくの周りには脳梗塞で倒れた人はいないのだけれど、想像してもその苛酷さが感じられるはずだ。

対談自体は、ほぼスムーズだった。堀江さんもうまく日垣さんをフォローしていた。
対談の中身は、サブタイトルの「闘う生き方」というより、堀江さんの獄中生活とか賢察司法制度の欠陥(恐怖)といったところがメインだっだが、おふたりのサシの姿こそが「闘う生き方」を示していた。

印象に残ったフレーズは、日垣さんが言った、

堀江さんは、おそらく日本ではじめて刑務所の中でも稼ぎつづけた人ですよね。

というフレーズ。

どこにいても、彼はメルマガ等で収入を得ることが出来た。出所後は獄中日記もだしているし。

「どこにいても」というのがキーワードだ。
意図していたかどうかは解らないが、結果として獄中であろうと娑婆であろうと、ネットを使えば「稼ぎ」に場所は関係ないのだ。さらに、刑事罰を受けることで、堀江さんは司法や法律の分野も詳しくなったのだ。

人間万事塞翁が馬

でも、やっぱり準備しておいた者が、勝つんだ。