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積ん読王の 自由画帖

〈読み、考え、旅をし、見て、話して、書く〉同時代ノート。

【42歳からの子育て #9】うつ状態へ #1

21 42歳からの子育て

前回まで。
thx.hateblo.jp

ようやく授かった命だが、M氏(家内)は安静生活に入っていった。42歳での出産、まさに高齢出産、しかも初産である。
ぼくが必然的に家事全般を担当することになったのだが、ひと言で言うなら、出来の悪いサポーターだった。

言い訳をすれば、ちょうどこの時期に重なって、新しいシステム構築のプロジェクトのPM(プロジェクトマネージャ)を務めることとなったが、この案件がなかなか厄介だったから。
余裕というものがなかった。

ひとつには案件自体がぼくがあまり親しくない分野であること、途中からの引き継ぎであること、納期が短いこと(夏には納品しなければならなかった)、その割にはやることが多いこと、要員は社外パートナーがメインであること。
あげればキリがないが、要するに仕事では待ったなしの状態だったのだ。

とにかく安静にといわれた梅雨入り前までをなんとか無事に乗り切って、M氏は仕事に復帰した。いきなりの5日+フルタイム勤務だったりして、詮方ないのかもしれないが、身重には苛酷だったと思う。本人はいたって冷静なのだが。

夏のはじめには、気分転換も兼ねてふたりで少し遠出のドライブをした。
行き先は、鎌倉の長谷寺と横須賀の走水神社。

じつは、いちご(娘の産まれる前のハンドルネーム)の採卵前には走水神社へ、
移植前には長谷寺へ、
それぞれお参りをして授かったので、そのご報告とお礼、安産祈願のために出かけたのだった。

www.hasedera.jp
www12.plala.or.jp

長谷寺を詣で、ランチを済ませて小1時間ほどで走水神社へ到着。こちらでも無事に報告もろもろを済ませた。

走水神社は、ほんとうにいいところだったと記憶している。
境内に足を踏み入れると、まず空気が違う。
海が近く、空気がずっと留まらない。山の麓とということもあって、自然が多い。というのもあるけれど、それは後付けのような気がする。

M氏はブログにこう書いている。

もちろん自然が多い、ということもあるんだろうけど、
なんだかすーっと清らかな空気になるのです。
自分も浄化していただいたような気持ちになりました。

今日はほんとうに楽しい一日だったなあ。
さて、この幸せを糧に、明日からも仕事がんばろっと!

しかし、当のぼくは、その頃仕事でずいぶん追い詰められていた。(つづく)