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積ん読王の 自由画帖

〈読み、考え、旅をし、見て、話して、書く〉同時代ノート。

【#213】年末の締めくくりに、2015年「印象深い」本

いよいよ年の瀬に入りますが、積ん読王の本棚から2015年今年、印象深かった本をあげておきます。決してマイベストというわけではありませんし、新刊ということでもありませんので、念のため。

まずは、この本から。
1.又吉直樹『火花』(文藝春秋
まさか芥川賞をとるとは思わなかったので、そういう意味で「印象深」かった一冊です。

火花

火花

2.笠原和夫『シナリオ仁義なき戦い 仁義なき戦い 広島死闘篇 代理戦争 頂上作戦』(幻冬舎文庫
夏に帰省した折、ふと本棚で見つけた一冊。映画も観て、しばらくハマっていた。

3.完全復刻版「本の雑誌」創刊号~第10号BOXセット(本の雑誌社
菊池寛賞お目出度うございます。40年はそうそうできるもんじゃないです。

完全復刻版「本の雑誌」創刊号〜10号BOXセット【分売不可】

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4.糸井重里『インターネット的』(PHP文庫
文庫化を機に、再度手にとりましたが、10年経ってもまだまだ色あせてませんね。

インターネット的 (PHP文庫)

インターネット的 (PHP文庫)

5.岡本太郎『今日の芸術』(光文社知恵の森文庫)
ぼくが主宰した読書会のテキストとして取りあげました。はじめて岡本太郎を読みましたが、案外まともなことを言っている(失礼!)と個人的に驚いた本です。

今日の芸術―時代を創造するものは誰か (光文社知恵の森文庫)

今日の芸術―時代を創造するものは誰か (光文社知恵の森文庫)

6.坪内祐三『人声天語2』(文春新書)
ますます遠ざかる「昭和の風景」の記憶をきちんと残そうとする文章にアタマが下がります。

7.石田勇治『ヒトラーとナチ・ドイツ』(講談社現代新書
戦後70年。今年はよくヒトラーナチス関連本がでました。その一冊ですが、いろいろと勉強になりました。とくに、落ち目だったヒトラーがなぜ首相になれたのか、とか。単に国民が熱狂したのではないのでした。

ヒトラーとナチ・ドイツ (講談社現代新書)

ヒトラーとナチ・ドイツ (講談社現代新書)

8.中山高明『夏目漱石修善寺』(静岡新聞社
夏に修善寺温泉に旅行したときに、見つけた一冊。修善寺漱石が「修善寺の大患」で死にかけた場所です。関川夏央『豪雨の前兆』とともに「現場」で読む楽しさを味わいました。

夏目漱石の修善寺

夏目漱石の修善寺

9.カズオ・イシグロ『忘れられた巨人』(早川書房
著者10年ぶりの新作に、ただただ酔いしれていただけです。

忘れられた巨人

忘れられた巨人

10.野坂昭如「骨餓身峠死人葛」(岩波現代文庫ほか)
寂しいですね、もうこういう人は現れないと思う。合掌。

骨餓身峠死人葛―野坂昭如ルネサンス〈6〉 (岩波現代文庫)

骨餓身峠死人葛―野坂昭如ルネサンス〈6〉 (岩波現代文庫)

・番外 壇蜜壇蜜日記』
いやもう能書きなしで、素敵な日記だと思っています。

壇蜜日記 (文春文庫 た 92-1)

壇蜜日記 (文春文庫 た 92-1)

壇蜜日記2 (文春文庫)

壇蜜日記2 (文春文庫)