読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

積ん読王の 自由画帖

〈読み、考え、旅をし、見て、話して、書く〉同時代ノート。

【N2 #2】家族キャンプを通じて子どもに体験させたい8つのこと

22 ナリワイ・ノート

以前参加したワークショップで、「父親がもっと楽しくなる」というキャッチコピィの雑誌「FQ JAPAN」という雑誌を知った。
そこでは、その雑誌の記事から、主催者側がピックアップした記事をその場で参加者がインプットし、みんなと対話するダイアログセッションからはじめる。

FQ JAPAN (エフキュージャパン) 2014年 07月号 [雑誌]

FQ JAPAN (エフキュージャパン) 2014年 07月号 [雑誌]

ピックアップされた記事は、尾木ママの「子どもには原体験をさせなさい」といった内容。
要するに、これからの時代は正解のない時代であり、それを生き抜くためには子どもたちは「地頭」を鍛えなければならない。鍛えるために、彼らに8歳までに「原体験」させなさい、という趣旨だった。

尾木ママの言う原体験というのは全部で8つあげられていて、火、水、草(植物)、動物、鉱物、土といった、まるで陰陽五行を彷彿とさせる要素についての体験を子どもたちに与えなさいと言っていた。
そのなかで、ぼくがへえと思ったのは、「ゼロの体験」。つまりは「無い」ことを体験させるのである。水がない、電気がない、といったことを子どもたちに体験させ、その貴重さや危うさなどを実感してもらうこと。

都会とは「無いことを無くす」場所なので、これは即座に必要だなと感じたけれど、さてどう体験させようか。
これが親が考えるところである。
尾木ママは家族キャンプが絶好の機会だと捉えている。
尾木ママが語る、家族キャンプの“すごい力”

ぼくはこの「ゼロの体験」を読んで、うちの娘は洋式トイレしか使えないけれど、その場所に和式トイレしかなかったらどうするか、みたいなことですよね(笑)、と話した。

モノやコトが無いから、そこに創意、回避、代替等のアイデアが生まれる。
「無いこと」をネガティブに捉えるのではなく、面白がって考えるという思考スタイルへと持っていくことが大事だと、「FQ JAPAN」編集長はおっしゃっていた。

そのダイアログセッションの後は、「子どもにさせてあげたい原体験」について再度ダイアログ。
ここでの対話のメモをランダムにあげておく。

  • 体験させる(インプット)だけで終わらせるのではなく、アウトプットさせることも大事。
  • たくさん失敗してほしい。挫折してほしい。
  • 理不尽なこと、得体のしれないもの、自分の理解を超えたものを体験して欲しい。
  • そのとき、親(保護者)はきちんと子どもたちを見守ること、理解の解釈を手伝うこと。
  • 自然とだけの交流ではなく、人、外国人、多世代のひとたちとの交流も必要。
  • 現在の企業が求めている人材は、「生き抜く力を持っている」人。
  • 知識も大事だが、自分の意見を表現できる受験での問いが、ここ数年で増えている。そのときに重要なのは、その子どもがいかにいろんな体験をしてきたかである。

ぼくは、自分の子どもには、広い意味で人に迷惑をかけない限りにおいて手段は問わないから、自分自身を表現する人間になってもらいたいと漠然と思っている。歌でもスポーツでもマンガでもなんでもいい。
そういう意味で、子どものときにはいろんな体験をさせてあげたい。

そして、自分のナリワイとしても、そんなサービスを提供できる場に関わりたいなと思っています。