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積ん読王の 自由画帖

〈読み、考え、旅をし、見て、話して、書く〉同時代ノート。

【明日への本棚 #169】川上量生『鈴木さんにも分かるネットの未来』で、「小商い」の可能性にふれる

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川上量生『鈴木さんにも分かるネットの未来』(岩波新書)。

鈴木さんて、誰よ、というツッコミはさておき(まあ、スタジオジブリ鈴木敏夫プロデューサーって解るけど、タイトルにそれをもってくるのは、「鈴木」という苗字が日本でもトップクラスの数なので、それで「鈴木」=「みなさん」という暗喩だったのかしら)、「そうか、そうなのか」という鈴木自身のオビ文はほんとうですかとツッコんでおく。
そのくらい、中身はリッチな本であります。
詳しくはこちらのブログできちんとまとめられているので、そこに譲ります(恐縮です)。media-outlines.hateblo.jp

まさに、プラットフォーム優位時代に、どうコンテンツは付き合っていくか(儲けていくか)という話で、前作の『コンテンツの秘密』の続編といってもいいでしょう。thx.hateblo.jp

さきのブログも指摘していますが、

大量複製して大量販売するだけのコンテンツ側にとって夢のような黄金時代は終わって、ネット時代には昔のように手離れの悪い地道な客商売が大切になるのです。

という一文が、ぼくにはまた「小商い(co-akinai)」の可能性を感じさせてくれるのです。

ぼくのさいきんのキーワードは、「小商い」。