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積ん読王の 自由画帖

〈読み、考え、旅をし、見て、話して、書く〉同時代ノート。

【折々の本棚 #131】佐藤尚之『明日のプランニング』で知った、ファンをつくることの大切さ

30 自在眼鏡の本棚 31 たまビジ(「たまにはビジネス書も読むわよ」)

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佐藤尚之『明日のプランニング』(講談社新書)。

これもタイトルで即買い、てな感じ。
帯文の「情報”砂一”時代」「オーガニックリーチ」も気になります。

ということで読みはじめましたが、基本ストーリィ(主張)はいたってシンプル。
そして結論からいうと、とっても面白かったです。

世界に流れる情報量というのは、2010年、ついにゼタバイトのレベルに達したらしい。そんな単位はじめて知りました。
1ゼタバイトが、1000エクサバイト。
1,000,000,000,000,000,000,000 = 10の21乗(= 十垓)バイトです。
ざっくり言えば、「世界中の砂浜の砂の数」だというのです。

そんなデジタル世界での、あたなの情報発信というのは、もう「砂粒の一粒」の意味しかないといいます。
もう、「伝えるなんて無理!」という絶望的な感覚に襲われても仕方ない。

そんな苛酷な状況、じつは日本でいえば、日常的にネットを使いこなしていない層が、まだ7500万人はいる、という筆者に指摘に驚きます。
日本国民の半分じゃないかっ。
まあ、田舎の両親親族を見れば、その層の住人だなと感じるけれど、ちょっと信じられない数字。

ゼタバイトの世界のひたる層と、デジタル世界とは縁が薄い層。この二極世界を意識して伝えることを考えないと、これからは伝えることはできないのだという。

前者でいえば、ではどうやって、伝えたい人たちに伝えるのか。
そこでヒントになるのは、「オーガニックリーチ(自分らしい、自然な言葉)」で、その人の知人・友人を経由しつつ、共感を覚えさせる、そしてファンを大事にする・・・と、ぼくはとっても乱暴に書いている。

いやあ、もう1回頭から読み直そう。
それから、語ろう。
もちろん、みなさんと。