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積ん読王の 自由画帖

〈読み、考え、旅をし、見て、話して、書く〉同時代ノート。

【折々の本棚 #102】ヒビノケイコ『山カフェ日記』で知る、「自分で人生をデザインする」ことの楽しさと誇り

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ヒビノケイコ『山カフェ日記』(Live design 研究所)。

ヒビノさんが経営する「ぽっちり堂」を知ったのは、帯で推薦文を書いている山崎亮さんの講座を数年前に受けたときのことだ。

■ぽっちり堂
http://www.pocchiri.comwww.pocchiri.com

その講座では、ヒビノさんのご主人が「田舎に移住して一からカフェをやること」みたいなテーマだったと思う。そもそもその講座のタイトルは「『ふるさと』という最前線」といった。いいネーミングだ。

ふるさとという最前線 2015夏 | 1521323

www.nippon.com

一極集中がつづく東京やその周辺というのは、人口減という視点からすれば「ずいぶんと遅れた地域」なのであり、人口減に否応なしにさらされて、それまでのやり方が通用しない地方こそ新しい方法や仕組みやツールが必要となる、日本の「最前線」だ、というのが、山崎さんのフレームワークだった。

へえ、と目からウロコが落ちた。

ヒビノさんの取り組みは、最先端事例のひとつとして授業で紹介され、ご主人が登壇された。
ぽっちり堂さんは高知県嶺北地域にある。四国のほぼ真ん中あたりで、大川村、大豊町、土佐町、本山町からなっている。
この方も記事にされています。www.ikedahayato.com

ヒビノさんご夫婦は、子どもが出来たことを機会に、こちらに移住された。
この漫画は、8年間の移住、子育て、起業、全てを詰め込んだという、田舎暮らしエッセイ漫画だ。

都会から田舎へ。新しい環境での生き方を通して、「悩みや課題が生まれたとき、苦しむよりも、 視点を変えて新しい生き方のモデルを作ってゆくこと」、つまりは 「自分の人生を自分でデザインすること」がテーマになっている。
イラストが可愛いんですよ! (ヒビノさんは美術系の大学をでられたと伺っているが、彼女のセンスというものが、ぽっちり堂さんのイメージをつくっていて、デザインというのはやはり大事なのだと感じた)

一見してほんわかイメージですが、仕事をつくっていくというのは、カモの水かきなんだということがよーく解ります。
凛とされているんですよ。


■「ヒビノケイコの日々。人生は自分でデザインする。」hibinokeiko.blog.jp

山カフェ日記~30代、移住8年。人生は自分でデザインする~

山カフェ日記~30代、移住8年。人生は自分でデザインする~