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積ん読王の 自由画帖

〈読み、考え、旅をし、見て、話して、書く〉同時代ノート。

【きま本 #98】坪田信貴『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』と歯科矯正の共通項とは?

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坪田信貴『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話 文庫特別版』(角川文庫)。

映画化にあたり、カバーも新しく巻き直しての文庫版。いや、正確には「文庫特別版」。
「特別版」というのは、ストーリィに特化して、単行本にあった受験のメソッドなどの実用情報を大幅カットしているバージョンだからですね。
ま、映画への導線でしょう。

単行本50万部売り上げのベストセラーの文庫版(いや「文庫特別版」)を、いまさらここで取りあげることもないとは思うけれど(でも積ん読王は購入しました)、ベストセラーにはベストセラーになる理由があると思っていますので、それを考えるのも楽しいです。

この話を読みながら、30歳すぎて自分の歯を矯正したときの、お医者さんのことばを、ふと思い出しました。

「あのね、矯正で厄介なのは、少しだけ歯並びが悪くて、ほかの歯並びは問題ないといったときなんだよ。悪いところだけを治したいんだが、そこを治すことでほかにも手を入れなくちゃならない。それで全体を整えるんだ。これが大変なの。
でも、きみの歯並びは全部ぐちゃぐちゃだから、手間はかかるが、じつは意外と簡単なんだよ」

さて、この話と本書の共通項は(笑)?
軽軽には言えないですけれど、物事の方向付けというところなんじゃないかと、ぼんやり思っているのです。