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積ん読王の 自由画帖

〈読み、考え、旅をし、見て、話して、書く〉同時代ノート。

【きま本 #94】情景師アラーキー『凄い! ジオラマ』 の世界にただただ浸っていたい

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情景師アラーキー『凄い! ジオラマ 超リアルなミニチュア情景の世界』(アスペクト)。

一読すれば、思わず二度見、その情景にただ三嘆!
もう、じっと見入るしかない。
精巧にしてノスタルジック、神は細部に宿り給うを体現しつつ全体を忘れない。なにより、ジオラマを秘教としていないところが好き。

いやあ、楽しいです、この本。
GWにはもってこいだ。いやGWでなくとも!
情景師・アラーキーのジオラマでショー

ジオラマというのは、18世紀初頭にフランス人写真家が考案したもので、絵や写真を奥行きがでるように配置して、正面から眺めて楽しむ娯楽装置のことだったそうです。
それが日本にわたって、浅草で「ヂオラマ館」として開館、当時は大好評だったそうです。

◆ディスプレイ・デザインの歴史
http://www.nomurakougei.co.jp/displaydesign/history/deorama.html

盆栽、箱庭、日本人は小さいモノ(ミニチュア)が大好きですね。

「情景」ということばもいい。アラーキーさんのジオラマを体現している。
情緒がある(それは昭和のたたずまいといってもいい)。
空気と湿度が感じられる。
なにより、物語という時間が流れている。

ああ、こういう世界に浸っていたい、というのは、男子だけですかね。

凄い!ジオラマ

凄い!ジオラマ