読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

積ん読王の 自由画帖

〈読み、考え、旅をし、見て、話して、書く〉同時代ノート。

【きま本 #75】ピエール・ルメートル『その女アレックス』、本屋大賞(翻訳小説部門)第1位御目出度うございます。

30 自在眼鏡の本棚 32 たまミス(「たまにはミステリくらい読むわよ」)

f:id:zocalo:20150416003308j:plain

ピエール・ルメートル『その女アレックス』(文春文庫)。
ネタバレあります。

昨日決まった「本屋大賞」の「翻訳小説部門」第1位に見事選ばれた。
御目出度うございます。

本を読まずに語るのが身上の積ん読王ですが、この本は読みましたよ! ええ。
じつは、読んだほうが語るのが難しかったりしますね(笑)。

写真にもあるように、昨年11月の「文庫翻訳ミステリ」で第1位をとったのを皮切りに、まあ年末のミステリランキングで次々と1位を獲得しております。
その余勢を駆ってというとアレですが、積ん読王的にはいまさら「本屋大賞」でもねえだろと思ったりします(失礼)。

ですが。
ですが、ではなく、それはさておき、この本はミステリにまったく疎いわたくしでも、けっこう唸った1冊であります。
ここからはネタバレあります。

まずアレックスという女性が誘拐監禁される。誘拐犯の尻尾をなかなかとらえられない警察ですが、ようやく追い詰めた矢先に、なんとその犯人は飛び降り自殺してしまいます。
それが物語の1/3くらいでさっさと起こる。
えっ。

物語終了・・・というわけではない。
じゃあ、そこからなにがはじまるか。
なんと、アレックス自身がつぎつぎと殺人を犯していくんです。
その動機はなにか。
なぜ、彼女は苦悩しながらも殺人を重ねるのか・・・。

いや、もうわたくしにはこれ以上は書けませんです。

その女アレックス (文春文庫)

その女アレックス (文春文庫)