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積ん読王の 自由画帖

〈読み、考え、旅をし、見て、話して、書く〉同時代ノート。

【きま本 #59】青崎有吾『体育館の殺人』の、アニメくすぐりに頬もゆるみます

30 自在眼鏡の本棚 32 たまミス(「たまにはミステリくらい読むわよ」)

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青崎有吾『体育館の殺人』(創元推理文庫)。

「たまにはミステリも読むわよ」、通称「たまミス」シリーズ。今回が初回です。

開花宣言もでたというものの、いったん冷え込んだ関東地方ではございますが、今日は冬型も緩みまして、そろそろ桜のつぼみもだいぶほころびかけております。
おかげさまでぼくの財布の紐も緩みまして、コーヒー片手に「平成のエラリー・クイーン」と呼ばれた著者デビュー作(しかも文庫化にあたっては大幅改稿とのこと)を読んでいますと、自然と顔もほころんできようというものです。

探偵役は筋金入りのアニオタという設定だけあって、あちこちにアニメや漫画のくすぐりがちりばめられていますが、嫌味にならないていどに楽しめます。

例によって、直感でこいつが犯人というのは解りましたが、いかんせん、直感であって論理的ではないところが、わたくしのわたくしたる所以であります。
後日、本家エラリー・クイーンを読みましたが、ああよく似ているなと振りかえって感心しました。
『オランダ靴の秘密』あたりと。

もう一作、楽しみたいと思ってます!

体育館の殺人 (創元推理文庫)

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水族館の殺人

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