読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

積ん読王の 自由画帖

〈読み、考え、旅をし、見て、話して、書く〉同時代ノート。

【きま本 #18】「文藝春秋」特別号。芥川賞発表のあとは、選評が楽しみ楽しみ

30 自在眼鏡の本棚 37 芥川賞直木賞ウォッチ

f:id:zocalo:20150227114314j:plain

文藝春秋」2015.3月特別号。

先日発表になった、芥川賞受賞作全文掲載号です。
ご存知のように、第152回芥川賞小野正嗣『九年前の祈り』が受賞されました。

個人的には、今回の銓衡予想は大ハズレ。ぼくのこの作品にたいする評価は、下から2番目でしたもの。いかに批評眼というものがないか、お里が知れますね。つるかめつるかめ。

芥川賞受賞作掲載号で毎回楽しみなのは、銓衡委員の選評です。誰がどの作品をどのように評価したかが解るわけです。本編より楽しみ。

一読、今回の作品は並べて評価がそこそこあったことに、まず驚きました。へえ。ぼくの評価は、宮本輝さんとか山田詠美さんに近かったですが、彼らの意見は少数派のようでした。

その他の選評を読むと、「えっ、この人がこの作品をこんなふうに読んでいるのか」とびっくりすることが多い。
そういう意味では、今回はオススメです。

批評の練習になりますか、と聞かれれば、ぼくの場合にはそれはきっと当てはまりません。
ゴシップ根性で読んでますから。
ええ、それだって立派に文学隆盛に貢献していると自負しておりますけれども。

九年前の祈り

九年前の祈り

 
文藝春秋 2015年 03 月号 [雑誌]

文藝春秋 2015年 03 月号 [雑誌]