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積ん読王の 自由画帖

〈読み、考え、旅をし、見て、話して、書く〉同時代ノート。

かさこ塾を終えて。(かさこ塾がわたしに気づかせてくれた2、3の事柄)

98 かさこ塾 せんにゅう記

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5月から1ヶ月、全4回で開催された、かさこさん主宰の「『好きを仕事にする』ブログ術&セルフブランディング術実践編」(かさこ塾)のすべての講義・実習が終わった。この講義は今回で2回目なので、ぼくは二期生である。

講義内容は、ざっと以下の通り(HPから)。

●1回目:
・導入:なぜ今、好きなことを始めなければならないのか
・座学:好きを仕事にするためのセルフブランディング術11ヶ条解説
・座学:会社を辞めてはいけない!パラレルキャリア実践術
・実習:本気で自分が好きなことを発見するワークシート
・実習:好きを仕事にする第一歩、個人ブランドの作り方基礎
(名前、肩書、プロフィール、ブログテーマ作成のコツ)

●2回目:
・実習:提出課題の講評・アドバイス
・座学:名刺、プロフィール作成の仕方
・座学:好きを仕事につなげるブログ術
タイトルのつけ方、文章の書き方、テーマの選び方、
構成の仕方、拡散方法、写真術、講演術

●3回目:
・実習:提出課題の講評・アドバイス
・座学:好きを仕事につなげるブログ&SNS&ホームページ
・実習:写真がうまくなる!カメラ撮影術

●4回目:
・実習:各人プレゼン
・座学:セルフブランディングまとめ

二期生は、ぜんぶで23名(定員20名)。
老若男女混じって、みなさん個性的かつアクティヴであり、後述するがかさこ塾では個人ブログを早々に開設、更新することになっていたので、講義にでていなくても、パソコン画面を通して生徒みなさんの息づかいが伝わってきて、こちらもずいぶんと励みになった。

ぼくが参加したいと思った理由は

ぼくがここに参加しようと思った理由は、大きく3つ。

ひとつめの理由は、40歳過ぎて子ども2人を授かったことで、この子たちを食べさせて自立させるためには、だいたい70歳まで働かなきゃならないということに気づいたこと。
しかし働かなくちゃといったって、まず70歳までいまの会社に厄介になっていることはないだろう。
いや、仮に将来70歳定年制になったとしても、いったい70歳の仕事って、なにがあるんだろう。ぼくは試しに、まわりの人たちに聞いたことがあるが、ほとんどの人は答えられなかった。
愚問でしょうか?

ある人は、「ぼおっとしていることなんじゃない?」と答えてくれた。
失礼ながら、彼にはお子さんがふたりいて、それぞれつつがなく就職されている。そういう人の答えかと聞いた。

70歳のとき、ぼくはなにをやっているのか。会社に頼れないとしたら、どうすればいいのか。

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もうひとつの理由は、しばらく前から地元で地域コミュニティ活動のお手伝いをしているのだが、携わっているうちに、ぼくは自分に嘘をついているんじゃないかと、ふと思ったのだ。
やってることは楽しいし、みなさんからの反応もそれなりにある。
でも、それはほんとうにぼく自身が求めていることなんだろうか。活動を続けていき、いくつかのコンフリクトが生じるなかで、ぼく自身への疑問がどうしようもなくわき上がってきたことはたしかだ。

最後の理由のひとつは、この塾の主宰で、ブログでは辛口評論している、かさこさんという人物に興味が湧いたから。
じつはこれが参加のいちばんの理由かもしれない(笑)。ヒューマンインタレストは、ぼくの行動原理のひとつである。

「かさこワールド」
http://www.kasako.com/index.html

課題はシンプルかつ実用的

かさこさんはずっと「好きを仕事にする」ということを言い続けて、そしてそのために「とにかく、やってみてください」と「スターウォーズ」のヨーダと同じように言い続けた。
「旗をかかげろ」とも言っている。

「やりたいことの旗をかかげる」
http://kasakoblog.exblog.jp/22078404/

ちなみに、ヨーダはこう言っている。

やってみる、ではない。やるのだ。試しなどいらん。(No! Try not. Do. Or do not. There is no try.)

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もちろんかさこさんは言いっ放しではなく、生徒ひとりひとりの相談にも乗ってくれる。23名も世話するんですよ。こりゃ大変だ。
彼はメールのレスが早い。なにしろ、ぼくらの次の課題提出までは1週間しかない。本業を抱えている生徒からすると、少しでも早く回答がほしい。だから回答メールが早く届くことで、安心して取り組むことができた生徒さんは多かったんじゃないだろうか。少なくとも、ぼくはそう思った。

肝腎のセルフブランディングのための課題は、いたってシンプルかつ実用的だ。
リアルとネットという二面を使って、自分の「好き」を情報発信していく。
情報発信の武器は、ブログ、SNS、名刺やセルフマガジンなどなど。
なかでも彼が強調していたのは、ブログでの情報発信である。

しかも、毎日更新だ。
そこで忘れてはならないのは、「他人目線」を意識すること。
それだけ。
それだけ。
それだけ。

「好き」の壁

でも課題遂行にさいして、ぼくはすぐに壁にぶち当たった。
要するに、自分の「好きなこと」が解らないのである。
得意なことはある、やってみたいことはある、勉強してみたいこともある。でも「好きなこと」が見つからない。
だから、必然的に肩書きが決められない。そして、名刺をつくることができない。
ほとんどの生徒さんが好きなことを持っていて、ウキウキした顔で好きなことを語るのが、正直うらやましかったし、凹んだりした。

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かさこさんの「見守り」

そんなぼくを見て、かさこさんは一言、

文月さんの場合はあまり肩書きにとらわれず、
自由人として自分の思いつくまま書き連ねるスタイルでもいいと思います。
(雑文家みたいな)

とメールをくれた。彼には、肩書きのことでずいぶん相談し、お手を煩わせた。
こういう「見守られ感」というのは、男46歳になっても有難いことなんですよ。

ブログは、自分の「畑」

ブログを続けていて感じたのは、ブログというのは「畑」と同じじゃないかということである。タネを植えて、水を遣り、ときに肥やしを与えなければならない。日々の世話が大事。愚直に世話をし続ける。
やがてそこから作物が収穫でき、それが売れるかもしれない。ちなみに、昔の文士たちは自分の小説とか文章のことを、「作物(さくぶつ)」と称した。

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最後に

この1ヶ月というのは、ずいぶん自分自身のこと考えた時間だった。
過去の挫折経験と向き合って苦しかったこともあったけれど、それも含めてなにより楽しい時間だった。

そんな機会をいただいたかさこさん、スタッフのみなさん、どうも有り難うございました。

それから、一緒に参加したみなさん、いろんなヒントとアドバイス、そして笑いをいただきました。
これからが本番ですね。
それではまた、現場で会いましょう!

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